2012年12月12日水曜日

沖縄「本当か」Jアラートに緊迫〈北朝鮮ミサイル〉

沖縄「本当か」Jアラートに緊迫〈北朝鮮ミサイル〉

写真:北朝鮮のミサイル発射を受け、情報収集に追われる沖縄県防災危機管理課の職員=12日午前10時40分、那覇市の沖縄県庁、溝脇正撮影拡大北朝鮮のミサイル発射を受け、情報収集に追われる沖縄県防災危機管理課の職員=12日午前10時40分、那覇市の沖縄県庁、溝脇正撮影
写真:Jアラートの画面を見る沖縄県防災危機管理課の職員=12日午前10時12分、那覇市の沖縄県庁、溝脇正撮影拡大Jアラートの画面を見る沖縄県防災危機管理課の職員=12日午前10時12分、那覇市の沖縄県庁、溝脇正撮影
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 北朝鮮が12日、事実上の長距離弾道ミサイルを発射した。発射予告期間の延長や技術的欠陥の発覚を表明したばかり。裏をかくような動きに、中央省庁や飛行ルートに近い沖縄県の関係者は情報収集に追われた。
 沖縄県庁5階にある防災危機管理課では午前9時50分すぎ、全国瞬時警報システム「Jアラート」のアラーム音が突然鳴った。「本当に発射か」「テレビの音量上げろ」と約20人の職員は総立ち。「先ほどミサイルが発射された模様です」と庁内放送が流れた。
 職員たちは市町村に電話し、「落下物はないか」と情報収集を始めた。「10時41分現在、全41市町村に確認したところ、落下物、被害の情報はないことを確認した」と発表した。
 県内では那覇市南城市宮古島市石垣市の4カ所に自衛隊の地対空誘導弾PAC3が配備されたが、動きはなかった。

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