2012年6月5日火曜日

欧州危機再燃、進むユーロ安

スペイン金融不安に恐々 欧州危機再燃、進むユーロ安

図:欧州金利とユーロ相場欧州金利とユーロ相場
 再燃した欧州債務(借金)危機で、スペイン発の金融不安に世界が戦々恐々としている。不良債権問題が銀行経営を直撃し、金融システムを守るべきスペイン政府も財政難で立ち往生している。欧州の信用不安で円高が進み、日本経済にも影を落としている。
(朝日新聞)


ギリシャ、「踊る政治」の悲劇


ギリシャ、「踊る政治」の悲劇

2012/6/4付日本経済新聞 朝刊

 5月15日夕刻。ギリシャの首都アテネの大統領官邸に集まった5人の党首は延々と堂々巡りの議論を続けていた。「終わりにしよう。もう我慢できない」。大統領のカロロス・パプリアス(82)はいらついた様子でサジを投げた。

 5月6日の総選挙はどの政党も単独過半数に達せず、政局混乱は1週間以上続いた。13日から始まった大統領による最後の仲介も失敗。挙国一致内閣は樹立できず、決まったのは再選挙だけだ。

大飯再稼働「総理が国民に説明を」 福井知事が判断留保


大飯再稼働「総理が国民に説明を」 福井知事が判断留保

 福井県の西川一誠知事は4日、関西電力大飯原発3、4号機(同県おおい町)の再稼働問題で、細野豪志原発相らと県庁で会談し、改めて野田佳彦首相が記者会見を開くなどして、再稼働の必要性を国民に直接説明するよう求めた。その対応を見極めた上で再稼働に向けた地元手続きを進める考えで、知事の最終判断が今月中旬以降にずれ込む可能性が出てきた。

 西川知事は会談で、「日本経済全体のために原発は重要であり、再稼働が必要であると総理大臣が国民に向かって直接訴えていただきたい」と述べ、関係閣僚会合などの場ではなく、改めて首相が記者会見などで国民に決意を示すよう求めた。さらに「そうした対応がなされればこの問題の解決に挑んで参りたい」と続け、決意表明を待って県内の手続きに取りかかる意向を示した。

 また、西川知事が求めていた原子力規制庁発足までの「特別な監視態勢」について、牧野聖修・経済産業副大臣が説明。フル稼働まで、大飯原発に経産副大臣をはじめ原子力安全・保安院の審議官ら20人を常駐させ、緊急時は官邸とのテレビ会議システムで即応すると表明した。「一元的に国の責任」とした上で、福井県が参加することにも合意した。(朝日新聞)

福井県知事の①使用済み核燃料処理の確認②防災対策の不備③老朽化原発の廃炉後更地にすること の趣旨には賛同するが、すべてを国の責任として国に押しつけるのは責任逃れである。



2012年6月4日月曜日

南極の皆既日食


南極の皆既日食


2003年、南極で撮影された皆既日食の映像。太陽が次第に月に隠れていく。月が完全に重なると、太陽のコロナだけが輪のように白く見える。そして、再び太陽が現れる瞬間、月の地形の谷間から光がもれる。

ニジニ水力発電所


シベリア中部の大都市、人口約100万のクラスノヤルスクから車で北上し、10時間。果てしなく続くシラカバの森の先に、「ニジニ・アンガルスカヤ水力発電所」の候補地があった。

 淡水湖で世界最大の貯水量を誇るバイカル湖から流れる全長1800キロのアンガラ川の中流。5月でも気温は1度。岸に氷が残る。

 ニジニ発電所は、En+グループの子会社と中国の長江電力が出資して建設される発電所の一つ。そこから120キロ上流に上ると、最大出力300万キロワットの巨大なボグチャンスカヤ発電所が建設中だった。幅は2.7キロ、高さ96メートル。資材を運ぶクレーンが林立し、作業員がごま粒のように見えた。

 En+グループやボグチャンスカヤ発電所に出資する会社のオーナーは、「世界のアルミ王」として知られるロシア屈指の富豪デリパスカ氏。ボグチャンスカヤ発電所は、同氏のアルミニウム工場への電力供給が目的だが、その発電量から将来の中国への電力供給をにらむとされる。国内外のメディアに「5年後には中国に年150億キロワット時を輸出したい」と発言している。

 En+グループのボリネツ社長は「モンゴル経由で東シベリアのチタから北京までの1400キロを結ぶ送電線など五つのプランがある」と明らかにした。中国、日本、韓国を結んで極東やシベリアの電力を送るシステム構築も検討中という。

曲に合わせて楽譜が進むiPad


曲に合わせて楽譜が進むiPad連動キーボード  ヤマハ

 ヤマハは7月1日、子ども・初心者向け電子キーボードの新機種「EZ―J220」を発売する。内蔵した曲の楽譜を米アップルのタブレット型端末iPad(アイパッド)に表示し、自動的にめくるようにできる。

 iPadに専用アプリを導入して使う。キーボードのスピーカーが送る音響信号をiPadのマイクが感知し、曲の進行に合わせて楽譜も進む仕組み。キーボード内にアニメソングなど人気の100曲を収録した。押さえる鍵盤が光り、演奏をサポートする機能も搭載。演奏の習熟度を採点する機能も付き、ゲーム感覚で練習できる。

 鍵盤数は61で、重さは乾電池を除き4.4キログラム。オープン価格だが2万円程度の販売価格を見込む。〔日経QUICKニュース〕

譜めくりのついた自動演奏iPadとはアイヂアが面白い。

中皮腫、発症前に血液で診断


中皮腫、発症前に血液で診断 順天堂大チームが成功

アスベスト(石綿)が主な原因とされるがんの一種中皮腫について、発症前に患者予備軍を血液検査で見つけ出すことに樋野興夫・順天堂大教授らが成功した。中皮腫は、早期診断が難しく発症すると病状が進むのが早い。発症前に診断できれば根治が期待できる。研究チームは検査に広く使えるよう開発を急ぐ。
今のところ有効な早期診断法はまだない。チームは、中皮腫のなかでも日本人に多い上皮型と呼ばれるタイプの検査法を研究していた。中皮腫を発症した人は、血液中の特定のたんぱく質の濃度が高くなることに注目した。
今年3月まで5年間、アスベストを吸い込む可能性が高い土木や建築などの工事に関わる約3万人の血液を調べた。うち200人のたんぱく質の濃度が高くなり、うち2人が中皮腫を発症。2人は発症前からたんぱく質の値が高かった。
樋野教授は「症例数を増やすとともに、追跡調査を続けて精度を上げて、簡単で安い検査法を確立したい」と話す。
厚生労働省研究班研究代表者の岸本卓巳・岡山労災病院副院長は「中皮腫の治療は発症前診断がかぎ。だが、現在は胸部CTなどの画像から読み取るしかないが精度が低い。症例が少ないが、今後に期待が持てる成果だ」と話している。
中皮腫の治療は発症前診断がかぎ、早期発見は画期的。