家庭の節電率11% 今夏、関電の目標クリア
関西電力管内の今夏の家庭の節電率(推計)が2010年比で11%となっていることが分かった。関電が電力不足を理由に求めている10%以上の節電について、家庭はクリアしていることになる。関電は23日、管内の自治体などでつくる関西広域連合に今夏の節電状況を報告する。
関電が7月末に発表した節電率の推計値は家庭は約9%だった。11%は今月20日までのデータを入れたもの。工場などの「大口」や、中小企業やスーパーなどの「小口」もそれぞれ、7月末時点の約12%、約7%より上積みされたとみられる。
政府と関西電力は5月、原発の再稼働が見込めず、電力不足で停電が起きる可能性があるとして、猛暑だった一昨年比で15%以上の節電を要請することを決定。その後、大飯原発が7月にフル稼働したため、10%以上に緩和した。
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