2012年5月27日日曜日

ルネサス、主力の鶴岡工場売却へ 台湾企業と交渉


ルネサス、主力の鶴岡工場売却へ 台湾企業と交渉

 ルネサスエレクトロニクスが山形県鶴岡市の鶴岡工場を売却する方針を決め、台湾積体電路製造(TSMC)と交渉に入っていることが26日わかった。ルネサスは国内だけで19の生産工場を抱えるが、主力工場の売却が決まれば、残る工場の統合整理も加速する可能性がある。
 薄型テレビやパソコンなどに使うシステムLSI(大規模集積回路)を作る鶴岡工場は、ルネサスにとっては最先端技術も抱える主力工場のひとつ。だが、日本の電機メーカーの不振のあおりを受けて稼働率が落ち込み、業績に打撃を与えている。ルネサスは約1300人いる従業員とともに工場を引き渡すことで1万2千人の人員削減策に盛り込む考えだが、TSMCが全従業員を引き受けるかは今後の交渉次第だ。(朝日新聞)
世界でも最先端の技術を持つ主力工場を売却するとは大変なことだ。

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