2012年5月23日水曜日

日本国債の格付けが下がる

格付け会社フィッチが日本国債の格下げに踏み切った。昨年S&PとM I Sは3段階から4段階に格下げしたところであるが、フィッチはさらにAA-からA+に4段階から5段階に下げた。「日本の財政再建は手ぬるい」とした。外国為替市場では「日本財政の信用に疑問符がついた」として円安ドル高が進んだ。直ぐに影響が出ることはないが、外国から見た安全資産の地位を徐々に失ってなっていくことになろう。国債の金利が上昇すると利払いが増加して一般会計はますます苦しくなるだろう。消費税増税が帳消しになってしまう。

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