金星、6時間の横断ショー 太陽面通過、各地で観測
太陽の前を横切る金星(上部の黒い点)。左から午前7時27分、午前8時、以後毎正時、右端は午後1時29分=6日、岡山市東区、飯塚晋一撮影
1874年にフランス隊が観測をした「金星台」で、太陽を見る女子高生ら=6日午前9時14分、神戸市中央区、諫山卓弥撮影
1874年にフランス隊が観測をした「金星台」で、太陽を見る小学生ら=6日午前9時29分、神戸市中央区、諫山卓弥撮影
投影板に映った太陽に見入る学生たち=6日午前9時55分、福岡市西区元岡、稲垣千駿撮影
太陽の前を横切る金星=6日午前8時15分、岐阜県養老町、恵原弘太郎撮影
太陽の前を横切る金星(左の黒点)=6日午前7時35分、福岡市博多区、山本壮一郎撮影
札幌で観測された太陽面を通過する金星=6日午前7時27分、上田幸一撮影
地球、金星、太陽が一直線に並び、地球から見て金星が太陽の前を横切る「太陽面通過」が、6日あった。関東や東北地方は曇りや雨だったが、近畿や九州、四国地方などは好天に恵まれ、太陽に重なった金星の黒い影が観測された。
金星は午前7時10分ごろ太陽に「接触」し、約20分後、太陽面にすっぽり入った。黒いほくろのように映った金星の影は約6時間かけて太陽面を横断した。
天文学者ケプラーによって初めて予測されたとされる金星の太陽面通過は、1639年にヨーロッパで初めて観測されて以来、今回が7回目の観測となる。
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