関西電力大飯原発3、4号機の再稼働をめぐり、地元・福井県おおい町の時岡忍町長は14日、町議会全員協議会で「再稼働を容認する」と述べ、同意を正式に表明した。県議会も同日午前に全員協議会を開き、西川一誠知事に判断を一任する。
これで知事が同意判断の必要条件としていた県内の手続きはすべて終わる。知事は週内に上京し、野田佳彦首相に同意を正式に伝える。
時岡町長は同意する理由として、野田首相が記者会見で原発の重要性を強調し、県原子力安全専門委員会も安全性を確認したこと、フル稼働まで特別な監視態勢がとられることなどを挙げ、「電力供給を担い、国のエネルギー政策に協力してきた町として責任を果たす」と述べた。
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