■ふじおか・だいせつ
1932年斐川町(現出雲市)生まれ。京大大学院修了(日本中世宗教史)、県立島根女子短大名誉教授、NPO法人出雲学研究所理事長、荒神谷博物館長、松江歴史館長、出雲弁保存会長。
■荒神谷遺跡
1984年7月、斐川町(現出雲市斐川町)神庭の谷の奥で銅剣358本が発掘された。当時、全国で出土していた銅剣の総数300本を一度で上回る発見だった。85年夏には銅鐸(どう・たく)6個と銅矛16本も発掘。3種類の青銅器が1カ所で大量に埋納された例のない大発見となった。
■加茂岩倉遺跡
96年10月、加茂町(現雲南市加茂町)岩倉で農道建設工事中に銅鐸が見つかり、1カ所の遺跡では全国最多の39個が出土した。両遺跡の青銅器は国宝に指定され、県立古代出雲歴史博物館(出雲市大社町)で展示されている。
■古代出雲をめぐる年表
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