世界的によく用いられる統計のサイトによると、日本のフェイスブックユーザーは推定900万人。このユーザー数だけで判断するならば、日本は23位で、いわば「フェイスブック後進国」の様相だ。
世界で最も多いのは、おひざ元の米国で1.5億人。そのあとは、2位のブラジル(4800万人)、3位のインド(4630万人)、4位がインドネシア(4250万人)と続く。他のアジア諸国でも、8位のフィリピン(2710万人)、16位のタイなどが名を連ねる。ユーザー数が8億人以上のフェイスブックは実は、アジアなど新興国の人々に支えられていることが分かる。
なぜ、新興国で普及しているのか。理由は諸種あるが、携帯電話からフェイスブックに接続する国が多く、この場合、メッセージ機能としても使うことが普及の一因との見方がある。
人口比の登録者数を見ると、新興国はおおむね20~30%程度だ。日本は6.8%と決して高くはない。インド、パキスタン、バングラデシュの南アジア諸国は1~4%と低いが、いずれも人口大国でこれから伸びる余地が大きい。
また、経済的に急成長する新興国では、企業の活用という点で今後、さらに普及する可能性が高い。(朝日新聞)
0 件のコメント:
コメントを投稿