緑のレーザー開発、光の3原色そろう ソニー・住友電工
ソニーと住友電工は、緑色に光る半導体レーザーを世界で初めて開発した。これで光の3原色(赤・緑・青)のレーザーが出そろい、ソニーは、超小型で30型以上の鮮明な映像を映せるプロジェクターに応用し、スマートフォンやビデオカメラに内蔵することを検討している。
CDの読み取りなどに使われる半導体レーザーは特殊な金属の結晶に電流を通して発生させる。赤と青は実用化されているが、緑色のレーザーを出す材質はなく、これまでは赤のレーザーを別の結晶に通して作っていた。そのため緑を作る装置は赤や青の3~5倍の大きさが必要だった。
青色レーザーを出す結晶を特定の角度で斜めに切ることで、緑色のレーザーを発生させることに成功。別の結晶がいらず、小型化できるという。
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